【SHIMANO】遂に出荷開始「バンタムMGL LEFT」発売開始!

遂に出荷開始「バンタムMGL LEFT」発売開始!

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BantamMGL

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金属の“塊”でしか得ることのできない、この信頼感。

ロープロファイル型のベイトキャスティングリールは、カルカッタシリーズに代表される円形リールに比べてパーミングはしやすいが、剛性面では不利な面がある。メインフレームをアルミ鍛造素材から削り出しているカルカッタシリーズに対し、一般的なロープロファイルボディは鋳造で作られたメインフレームにいくつかのパーツを組み合わせることでそのボディが構成されている。

しかし、このパーツ点数の多さが、実用上十分な強度を持っていても、わずかにたわむ感覚が生じる要因になっている。そこで、バンタムの開発陣は、カルカッタと同じアルミ素材を利用した点数の少ないボディ構成を発案。そのコンセプトの核となるのが、メインフレームとレベルワインドプロテクター、片側のサイドプレートを一体成型した、上の写真のコアソリッドボディだ。

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カルカッタがアルミの削り出しで成型できるのは、円形というシンプルな形状だから。形の複雑なロープロファイルリールのメインフレームを、一体形状で加工するには様々な制約があった。

通常のロープロファイルリールがレベルワインドプロテクターを別体にしているのは、鋳物では一体になった状態で型から抜くことができないため。しかし、バンタムMGLでは、鋳造後に切削加工することでこの問題を克服。製作工程はかなり増えるが、フレーム剛性を大きく高めることに成功した。

さらに、片側のサイドプレートを排し、アルミ削り出しのダイアルケースをその代わりとすることで、パーツをもう一点削減。この構造はカルカッタシリーズと類似したもので、さらなる高剛性化とコンパクト化に大きく貢献している。また、スプールを支持するダイアルケースに直に手が触れるため、巻き感度の向上という効果も同時にもたらしている。 

品番 ギア比 最大ドラグ力
(kg)
自重
(g)
スプール寸法
(径mm/幅mm)
ナイロン糸巻量
(lb-m)
最大巻上長
(cm/ハンドル1回転)
ハンドル長
(mm)
ベアリング数
BB/ローラー
MGL PG
RIGHT
5.5 5.0 215 34/22 12-130、14-110
16-100
59 42 8/1
MGL PG
LEFT
5.5 5.0 215 34/22 12-130、14-110
16-100
59 42 8/1
MGL RIGHT 6.2 5.0 215 34/22 12-130、14-110
16-100
66 42 8/1
MGL LEFT 6.2 5.0 215 34/22 12-130、14-110
16-100
66 42 8/1
MGL HG
RIGHT
7.1 5.0 220 34/22 12-130、14-110
16-100
76 42 8/1
MGL HG
LEFT
7.1 5.0 220 34/22 12-130、14-110
16-100
76 42 8/1
MGL XG
RIGHT
8.1 5.0 225 34/22 12-130、14-110
16-100
86 45 8/1
MGL XG
LEFT
8.1 5.0 225 34/22 12-130、14-110
16-100
86 45 8/1

MGL PG